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Twitter広告(ツイッター広告)X広告(エックス広告)

Twitter広告(ツイッター広告)X広告(エックス広告)

X(Twitter)広告(ツイッター広告)

X(Twitter)は、今世界で起こっていることを知ったり、情報を共有したりと、世界中の人々とリアルタイムで繋がることのできるサービスです。

X(Twitter)では「つぶやく」ことで、情報を収集したり、発信したりすることができます。
これが一般的な使われ方ですが、実はX(Twitter)上で広告を出すことで集客をすることもできます。

そして、多くの人がX(Twitter)を利用する今、X(Twitter)広告が大きな注目を集めています。
一見簡単そうに聞こえるX(Twitter)広告ですが、集客などを成功させるにはコツが必要です。

この記事ではX(Twitter)広告の特徴や種類・費用などについて、ご紹介いたします!

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X(Twitter)とは

Twitter広告(ツイッター広告)とは

今話題のX(Twitter)広告、耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
しかし、実際どんなものかよくわからないという方も多いかと思います。
ここでは、X(Twitter)広告についてご紹介していきます。

そもそもX(Twitter)とは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と呼ばれるインターネット上のコミュニティサービスの一つです。
ユーザーが140字以内の短い文章を「つぶやき」、他のユーザーがそれを読み、返信を行うことでコミュニケーションをとるという特徴のあるサービスです。

全世界での月間アクティブユーザー数は約3億3,500万人といわれており、その中で日本のユーザー数は約4,500万人となっています。
この数字は世界でアメリカに次いで2番目に多い数です。

また、X(Twitter)は若年層だけでなく30代、40代の中年層のユーザーも利用をしていることがわかっています。
各年代の利用率は、若年層が50%前後であり、30~40代の利用率が20%前後となっています。

そして、X(Twitter)広告とは、X(Twitter)のタイムラインや検索結果などに広告を表示できるサービスです。
X(Twitter)広告には掲載場所や広告のフォーマットが異なる複数の種類があります。
X(Twitter)広告はテキストだけでなく、画像や動画などを使うことも可能なのが特徴です。

X(Twitter)のユーザーでは10~20代が特に多いとされており、
若年層をターゲットとしたマーケティング戦略の場として、個人や企業を問わず多くの人がX(Twitter)広告を活用しています。
もちろんX(Twitter)広告は中年層にもアプローチする効果は十分にあります。

X(Twitter)広告は、LINEやInstagramをはじめとした主要なSNSの中でも拡散性が高いのも特徴で、
広告出稿をした後ユーザーによって引用ツイート、リツイートなどがされることによって
二次的な情報拡散が期待できる点に大きな活用メリットがあります。 

また、X(Twitter)広告は広告費の最小金額は設定されていないため、低コストから始められるのも特徴といえます。

X(Twitter)広告の種類

X(Twitter)広告の種類は、大きく3つの種類に分けられます。
カテゴリーによって広告の目的・目標や掲載場所が異なるため、それぞれのカテゴリーに含まれるX(Twitter)広告の機能を把握しておくことが重要です。

ここでは、X(Twitter)広告の種類について解説して行きます。

フォロワー獲得広告

X(Twitter)広告のフォロワー獲得広告は、主にタイムライン上の「おすすめのユーザー」欄に表示される広告です。
タイムライン、おすすめユーザー、検索結果などで表示される場合もあります。
自社や自社のアカウントの認知と、フォロワー数の獲得を目的・目標としており、まずはフォロワーの数を増やしたい場合に効果的な方法です。

プロモ広告

X(Twitter)広告の中でメインとなるもので、X(Twitter)ページ内のタイムライン上でツイートをX(Twitter)広告として配信します。
つまり、通常のツイートと同じように広告配信をすることができるので、リツイートや返信、「いいね」をつけることが可能です。
また、このプロモツイートについては文中に「プロモーション」というラベルが表示されます。
タイムライン上だけでなく、検索結果の上部や、次で紹介をするプロモトレンドをクリックした時の検索結果、特定のアカウントのプロフィール、公式X(Twitter)クライアント上に表示されます。

多くのユーザーが最もよく目にするタイムライン上に表示され、自然な形で広告配信ができるので、商品やサービスの認知、サイトへの流入が見込むことができます。
さらに、企業のブランディングなどに効果的で、リツイートによる拡散・効果も期待できます。

X(Twitter)テイクオーバー

X(Twitter)テイクオーバーは、タイムラインや「話題を検索」タブの上部に表示できる広告です。
インプレッションの多いエリアに、独占的に広告を表示しリーチを獲得することができます。
X(Twitter)テイクオーバーに含まれる形式は、タイムラインテイクオーバーと、トレンドテイクオーバー/トレンドテイクオーバープラスの2種類に分けられます。

タイムラインテイクオーバー

タイムラインテイクオーバーとはユーザーがその日最初のX(Twitter)にアクセスした時に、
会話の一番上に表示されるX(Twitter)広告のことです。
一日一社限定で独占的に広告が掲載をすることが可能で、24時間にわたり魅力的な広告が自動再生されることから、
X(Twitter)で積極的に情報収集をするユーザーに幅広くリーチできます。

例えば、新商品の発売日に合わせて、このタイムラインテイクオーバーを活用すれば、
自社の商品を全面に露出させる効果があり、広告効果も高くなります。

トレンドテイクオーバー

トレンドテイクオーバーは2021年4月に「プロモトレンド」から名称変更されたものです。
トレンドテイクオーバーが配信できるのは一日一社のみで買い取り制となっています。
配信日の0時から翌日の0時までの24時間表示され、トレンドテイクオーバーをタップすると一番上に広告主が指定した広告が表示されます。
24時間インパクトが大きい広告枠を独占できるため、幅広くユーザーをリーチできるのが最大の特徴です。

また、トレンドテイクオーバーの2番目以降はハッシュタグが含まれるツイートが表示されるため、ユーザーにハッシュタグを拡散してもらうことで課金をすることなく、ツイートを拡散することができます。 

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X(Twitter)広告の効果的な活用ポイント

次に、X(Twitter)広告を活用する際に大切なポイントをご紹介します。        

オーディエンスを明確にする

X(Twitter)広告だけではなく、万人受けを目標にした広告は意外にも誰にも受け入れられないということとは決して少なくはありません。
ターゲットとするオーディエンスが普段どんな話題や情報に興味があるのかを十分に考え、まずはターゲットとするオーディエンスを明確にするのが重要です

さまざまな広告フォーマットを活用する

画像やテキストの内容ももちろん重要ですが、X(Twitter)広告では用意されているさまざまな広告フォーマットにより、大きく成果が変わってきます。
ターゲットに、商品やサービスの魅力を伝えるのにもっと最適で有効な広告フォーマットがないか、しっかり検証を行いましょう。

検索には出てこない感情や思考をターゲティング

テキスト主体で行われるX(Twitter)では、Googleなどの検索エンジンではあまり検索されないような言葉が多く飛び交っています。検索にするに至るまでにはさまざまな感情や思考がツイートに現れていることが多いです。
ターゲットユーザーの普段のツイートを分析し、検索には出てこない感情や思考を読み取り、ターゲティングに活用することが大切になります。

勝てるX(Twitter)広告を作り出す

X(Twitter)広告で効果を出すためには、運用方法だけではなく、広告の作成に力を入れることが大切です。
注目を集めて拡散されるような勝てるX(Twitter)広告を作成することができれば、たとえ話題性がないサービスだとしても、話題性を生み出すこともできるでしょう。
また、クリック率が高いX(Twitter)広告はクリック単価の決定要因となる「品質スコア」が上がりやすいため、クリック単価が低くなり、結果としてコンバージョン単価も安価に抑えることができます。
品質スコアは以下の3点を考慮し、決められています。

①共感度(Resonance) 利用者がX(Twitter)広告に反応しているか。クリック、いいね、リツイートが頻繁に行われているか。
②関連性(Relevance) X(Twitter)広告の内容がオーディエンスの興味・関心に合っているか。
③鮮度(Recency) 最新の話題をツイートしているか。オークションでは新しさが評価される。

これらは頭文字を取って「3R」とも呼ばれています。
X(Twitter)広告を作成・運用する際にはこちらも念頭に置いておくのがおすすめです。

オーガニックのX(Twitter)アカウント運用も重要

X(Twitter)では企業とお客様とのコミュニケーションも活発に行われています。
そのため、X(Twitter)広告だけではその効果は十分に発揮できない場合もあります。

広告主のビジネスに関するツイートをリツイート・いいねをしたり、ツイートに返信を行うなど、
オーガニックの運用とあわせて活用することが広告を含め、X(Twitter)を活用する上では非常に重要です。
オーガニックの投稿内容が広告のヒントになったり、その逆となることもあります。どちらも積極的に行うと良いでしょう。

X(Twitter)広告のターゲティングについて

Twitter広告(ツイッター広告)ターゲティング

X(Twitter)広告において、ターゲティングは非常に重要なものとなります。
X(Twitter)広告では、フォロワーと類似ユーザー、興味関心、会話トピックからのターゲティングなど、最適なユーザーにターゲットを絞ってX(Twitter)広告を配信できる、数多くのターゲティング方法があります。

ここではよく使用される、主なターゲティング方法を紹介いたします。

キーワードターゲティング

キーワードターゲティングは、指定したキーワードを検索した、またはツイートしたユーザーに対して広告を表示することができます。
つまり、キーワード設定を「服」にした場合、「服が欲しい」とツイートしたユーザーやキーワード自体を検索したユーザーに対して服に関するX(Twitter)広告が配信されるようになります。
メリットは、ターゲットとなるユーザーに対しピンポイントで広告配信できるです。
反対にデメリットとしては、ツイート数や検索数に応じて表示されるX(Twitter)広告なので、配信母数が把握できないところです。曜日や時間を考慮して配信数を予測を立てておくことが重要となります。

ハンドルターゲティング

まずハンドルいうのはX(Twitter)アカウントの「@——」というものを指します。
ハンドルターゲティングという方法は、指定したハンドルのユーザーのフォロワーに対して広告を配信することができます。
つまり、スポーツ選手や有名人など、フォロワーが多いユーザーを指定することで、多くの人に対してX(Twitter)広告を配信することができます。
メリットは、広範囲に配信できる、かつ配信母数をある程度把握することができることです。

一方で、デメリットは、全てのフォロワーがアクティブユーザーとは限らないので、配信数がフォロワー数よりも大幅に少なくなる可能性があるということです。
1回のプロモーションにつき100ハンドルまでの指定することができます 。

インタレストターゲティング

インタレストターゲティングとは、X(Twitter)社がセグメントした約260個のカテゴリーの中のいずれかを指定してX(Twitter)広告を配信する方法です。

上記のキーワードターゲティングやハンドルターゲティングと比較すると、ターゲティングしたいユーザーの適合度は低下しますが、より広範囲にX(Twitter)広告を配信することができます。

端末ターゲティング

設定したデバイスの種類やOS、キャリアのユーザーをターゲティングできます。
スマートフォンのOSを選択するなど、細かく設定したい場合に便利です。
そのほか、アプリインストールを促す際にもおすすめのターゲティングとなります。

カスタムオーディエンスターゲティング

自社が保有している顧客リストなどを元にターゲティングすることが可能です。
リピーターの囲い込みなど、見込みユーザーのリストがある場合に活用できるターゲティングとなります。

会話ターゲティング

特定の会話トピックに反応したユーザーをターゲティングすることも可能です。
「特定の会話トピック」という形のため、リーチできるユーザー層がかなり限られてしまいますが、特定の層に限定してリーチしたいとき、他ターゲティングと絡めて新しい切り口として使うことの多いターゲティングです。

Twitter広告のキャンペーンの目的

数多くの企業がX(Twitter)広告を利用して、認知度の向上やフォロワー獲得に取り組んでいます。
X(Twitter)を利用する企業にとってX(Twitter)広告は効果的にアピールできる手法といえます。

X(Twitter)広告のキャンペーンを利用してユーザーアクションを促し、ファンを増やしてコンバージョンにつなげることが重要です。ここでは、X(Twitter)広告のキャンペーンの目的についてご紹介します。

ツイートのエンゲージメント

企業はツイートのエンゲージメントを増やしたい時にキャンペーンを行います。
特定のユーザーをターゲティングすることでキャンペーンが可能になり、フォロワーからのアクションも良く、そのままリツートをしてもらうことでファンを効果的に増やすことが可能になります。
なお、ターゲティングしたユーザーがコンテンツに対してリツートしたり、「いいね」したりした場合に費用が発生し、エンゲージメントが発生しない限りは課金されることはありません。  

プロモビデオ再生数

ターゲティングされたユーザーがX(Twitter)広告を表示させると、自動で再生されるプロモビデオでブランドの認知度の向上が可能になります。
プロモビデオはユーザーが動画をクリックしなければ音声は初期設定がミュートになっているため、場所を問わず再生ができます。
また、音声がなくてもコンテンツが理解できるように制作されています。

自動再生の方がユーザーにとって利便性があり、視聴される可能性が高くなりますす。
プロモビデオは短時間でインパクトが与えられるため、ユーザーをターゲティングすることで効果がさらに高くなります。
リツイート後の動画再生は課金されないため、企業にとっても幅広いユーザーにアプローチが可能となり、メリットは非常に大きいものです。  

企業認知度の向上

キャンペーンで企業の認知度向上が目的なら、あらゆるユーザーに向けて企業や企業の商品、サービスをプロモーションすると良いでしょう。
ターゲットを絞らずに幅広い層に向けてX(Twitter)広告を配信ができます。
配信したX(Twitter)広告の効果を検証したい場合は、X(Twitter)アナリティクスを活用してデータを確認することができます。

ウェブサイトへの誘導、またはコンバージョン

キャンペーンの目的のひとつにウェブサイトへの訪問者数を増やし、
商品購入・会員登録・資料請求などのコンバージョンを促すことがあげられます。

そのためには効果の高いクリエイティブを制作し、ツイート内に画像や動画は表示させて、これをクリックすればユーザーをリンク先へ誘導するX(Twitter)広告を利用することがおすすめです。
ユーザーによるコンバージョンをトラッキングしたい際は、計測のために「ユニバーサルウェブサイトタグ」を設定しましょう。
ユニバーサルウェブサイトタグとは、ウェブサイトのあらゆるページに同じhtmlコードを設置し、サイト内で起こるユーザーのアクションをトラッキングできるものです。
ウェブサイト全体にわたる遷移が追跡できるため、コンバージョンに至らなかった要因の分析にも活用することができます。  

インストリーム動画再生数

インストリーム動画再生数キャンペーンは、X(Twitter)が契約している200社以上のパートナー動画サイトを本編再生前に動画広告を設置してユーザーに視聴してもらうことが可能です。
あらかじめターゲティングされたユーザーに対しての、企業の認知度向上などの効果が期待できます。

再生開始後6秒間はユーザーは動画をスキップできない仕組みなので、ユーザーにいかに印象を与えられるかが重要なポイントです。
インストリーム動画再生数キャンペーンは2秒間で50%表示再生、3秒間で100%表示再生または6秒間で50%表示再生されると課金の対象となります。  

フォロワーの獲得

フォロワーキャンペーンは、企業のアカウントのフォロワーを増やす目的で配信を行うものです。フォロワーキャンペーンでは下記4つのプロモツイートをクリエイティブとして利用することができます。

・ テキストのツイート(推奨)
・画像付きツイート(非推奨)
・動画付きツイート(非推奨)
・GIF画像付きツイート(非推奨)

画像や動画を含むプロモツイートをクリエイティブとして利用する場合は、ツイート内に画像や動画が表示されず、pic.twitterのURLリンクの表示のみです。
そのため簡潔なテキストでツイートするのがおすすめです。
また、企業のサービスや商品の概要などをシンプルに表現できる画像などを利用するのも良いでしょう。  

アプリインストール数 / アプリ起動数

アプリインストール数キャンペーンではモバイル端末を利用するユーザーをターゲティングし、アプリのインストールを促す目的に行われるキャンペーンです。

X(Twitter)広告
のツイート内には、画像や動画でアプリを紹介することができるアプリカードが表示されます。
ユーザーはアプリカードをクリックすればツイートからApple StoreやGoogle Playに誘導され、アプリのダウンロードが可能です。

アプリカードには「イメージアプリカード」と「ビデオアプリカード」の2種類あります。
アプリ起動数キャンペーンではモバイル端末を利用するユーザーをターゲティングし、アプリの起動回数を増やすことを目的に配信します。
アプリに起動回数でも「イメージアプリカード」と「ビデオアプリカード」の2種類が使用可能です。

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X(Twitter)広告のメリット・デメリット

Twitter広告(ツイッター広告)メリット・デメリット

ここでは、X(Twitter)広告のメリットとデメリットを紹介いたします。

X(Twitter)広告のメリット

影響力が高い

先にも記載をしたよに、全世界での月間アクティブユーザー数は約3億3,500万人といわれています。さらに、日本はアメリカに次いで2番目に多くのユーザーが利用しており、非常に大きな市場であるため、影響力が高いメディアといえます。

新たなユーザーにリーチしやすい

Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで検索しないユーザーやキーワードでも、X(Twitter)広告のキーワードターゲティングを利用することで、X(Twitter)広告を配信することが可能です。
X(Twitter)広告を利用することで、他ではリーチできないユーザーにX(Twitter)広告を配信することができます。

若年層へのアプローチ力

X(Twitter)は幅広い世代で利用されており、日本の全世代の利用率はLINEに次いで、日本で2番目に多くなっています。
特に10代・20代の利用率が非常に高く、最も多い20代では69.7%、次いで多い10代は69.0%の利用率となっています。
X(Twitter)はトレンド性に長けているため、X(Twitter)広告はトレンドに敏感な若年層へのアプローチ力は非常に高いといえるでしょう。

二次拡散性の高さ

X(Twitter)広告では通常のツイートのようにリツイートやいいねが可能です。
X(Twitter)ユーザーは、関心をもったことに対して、他のユーザーに情報をシェアしてくれることが多いです。
また、その話題に対しての会話が産まれたりする場合も多くあるため、情報拡散が起こりやすくなります。
そのため二次拡散を期待することできます。
また、出稿した広告がユーザーによってリツイートされ、そのツイートから配信目的のアクションが行われた場合には、費用は発生しません。したがって、拡散されればされるほど、安いクリック単価でサイトへの流入を増やすことができます。

リスティング広告と比べ、クリック単価が安くなる

X(Twitter)広告はリスティング広告に比べてが安くなる傾向にあります。
X(Twitter)広告もリスティング広告と同様にオークション形式ではありますが、クリック単価が年々高騰しているリスティング広告に比べると、X(Twitter)広告はクリック単価が安い傾向にあるので、低予算で集客効果を期待することができます。

X(Twitter)広告のデメリット

Facebookに比べ、自動のターゲティング精度が低くなる

Facebookは、ユーザー登録をする際に性別や誕生日の入力が必須となっています。
しかし、X(Twitter)は登録時にそれらの登録は必須ではありません。

したがって、X(Twitter)はユーザーが入力した情報をもとにターゲティングするのではなく、ユーザーのフォローやツイート内容などから推測される、性別や年齢をもとにターゲティングをします。
そのため、実際の年齢の登録をするFacebookに比べるとターゲティング精度は必然的に低くなっってしまいます。

非公式リツイートされたツイートは自ら削除することができない

実は、X(Twitter)のリツイートには「公式リツイート」と「非公式リツイート」の2つの種類があります。
公式リツイートとは、他人のツイートをそのままタイムラインに表示させるものです。
非公式リツイートは、他人のツイートを自分のツイートとして扱うことです。

したがって、リツイートした元のツイートが削除されても非公式ツイートは残ってしまうため、情誤った情報ではないかをしっかり確認してから、ツイートをすることが大切です。

また、X(Twitter)広告は拡散性があることをメリットとしてあげましたが、その反面、投稿された広告に否定的なコメントが付くことがあります。
あまりにも拡散を狙うためだけに作成すると、結果的にネガティブな印象を持たれてしまうことも。
自分がどう感じるのか、広告配信前に再度しっかり考えてみることも大切です。

X(Twitter)広告の配信で気をつけること

Twitter広告(ツイッター広告)気を付けること

次に、X(Twitter)広告を配信する際に注意すべきことを紹介いたします。

X(Twitter)アカウントの情報を設定する

X(Twitter)広告を配信する前提として「X(Twitter)広告を利用するTX(Twitter)アカウントがアクティブかどうか」が重視されます。
アカウントが作成されたばかりだったり、プロフィール画像の設定やツイートした履歴といった動きが確認されない場合、基本的にはX(Twitter)広告を配信することができません。

配信目的に合わせたキャンペーンを選択する

X(Twitter)広告の配信目的から逆算したキャンペーンを設定しないと、システムの最適化がうまくはたらきません。
そのため、X(Twitter)広告に求める成果とズレた配信になってしまう可能性が高くあります。
キャンペーンを選択する前に、X(Twitter)広告を配信する目的などをしっかりと明確にしておくことが非常に重要です。

X(Twitter)広告は必ず下書きの状態で保存する

X(Twitter)広告の仕様上、広告設定が完全でない状態でも配信されてしまう場合があります。

X(Twitter)広告を作成し、一旦公開だけ行い、後で入稿しようと思って、「次へ」をクリックしてそのままツイートを公開すると、審査が始まり、そのまま広告が配信されてしまいます。

これはX(Twitter)の仕様で、アカウントで投稿した何かしらのツイートや、アカウントのプロフィールなどが勝手に配信されてしまうものになります。
X(Twitter)広告は審査の時間が他媒体と比べてとても短く、公開後すぐに配信されることが多いです。

Google広告やYahoo!検索・ディスプレイ広告などのリスティング広告の場合は、広告文やバナーがないと広告は配信されません。
リスティングの運用に慣れている企業の場合は、そちらの方法に慣れてしまっている場合が多いため、要注意です。
それを避けるためにも、対策として行うのが、下書きで保存するということです。
または、日時指定をしておくことも有効です。

X(Twitter)以外にも配信されてしまう場合もある

見つけにくいところに設定画面があるのですが、「X(Twitter)オーディエンスプラットフォーム」という欄ににチェックが入っていると、Twitter以外(X(Twitter)オーディエンスプラットフォーム上)のモバイルアプリにも配信がされてしまいます。
※Facebook広告でいうオーディエンスネットワークのようなものです。

デフォルトのままではチェックが入ってしまっていますので、「X(Twitter)にしか広告を出したくない」場合は、必ずチェックを外すようにしましょう。

広告経由以外のコンバージョンが計測される

リスティング広告の場合は「ビュースルーコンバージョン」という、広告をクリックせずに見ただけのユーザーのコンバージョン数が指標として存在します。
この指標は、リスティング広告の場合ですと、「コンバージョン」には含まれず、「ビュースルーコンバージョン」として数を確認できます。

しかし、X(Twitter)広告の場合は、計測設定を行う場合に注意が必要です。
X(Twitter)広告の「ポストビューアトリビューション」というものが、リスティング広告でいう「ビュースルーコンバージョン」と同じものになります。

デフォルトは「1日」になっており、広告を見て1日以内のユーザーは、広告経由以外(広告をクリックしていない)のユーザーのコンバージョンが「コンバージョン」に計測されます。

多額の費用を運用している場合や、知名度があって他の経路からコンバージョンに至りそうな企業の場合は、「1日」の設定でもポストビューアトリビューションで計測されるコンバージョンが多くなって、広告経由のコンバージョン数と乖離が大きくなってしまう可能性も。

例えば、アナリティクスなどで効果を計測しているコンバージョン数と大きく乖離して、原因がわからないといった事態が発生してしまうでしょう。

そのような事態を防ぐためにも、ポストビューアトリビューションの設定をオフにしておくことが大切です。

X(Twitter)広告の実際の事例

X(Twitter)広告に向いているサービス

まず、X(Twitter)広告に向いているサービスとはどんなサービスなのか、について説明いたします。
X(Twitter)広告に向いているサービスの特徴は主に2つあります。

①10代・20代・30代がターゲットのサービス
②季節やトレンドに関わりのあるサービス

先ほども記載をしたように、X(Twitter)を利用しているユーザーの多くを10代・20代・30代の若手層が占めています。
また、リツイートで二次的な拡散が期待できるため、これらの特徴に合ったサービスが向いているといえるでしょう。

また、X(Twitter)上には現在の季節やトレンドの情報が多く流れています。そのため、季節やトレンドとの関わりがあるサービスはX(Twitter)広告に向いているサービスです。

流行に敏感で、情報を積極的に探しすユーザーが多く集まるX(Twitter)は、他の媒体にはない独自のターゲティングが可能となります。

次に、実際にX(Twitter)広告を利用した運用事例をご紹介いたします。

X(Twitter)広告運用の事例

イベント業界の事例

商材 グルメイベント
月額予算 15万円
広告媒体 X(Twitter)広告
コンバージョン目標 アカウントフォロー
達成成果件数 1,351件
実施した施策内容 ・フォロワー獲得の実施
・フォロワーターゲティングの活用
・イベント開催日に合わせた配信量の調整

 

表示回数 実際の費用 CV CVR CPA
1,125,833 ¥150,000 1,351 0.12% ¥111

 

まず最初にイベント業界の商材を扱った案件の実績です。
イベントの拡散と来場者の獲得のためにイベントの公式X(Twitter)のフォロワー獲得の広告を実施しました。

次に、イベントのコンセプトに興味・関心がありそうなユーザーがフォローしているアカウントでフォロワーターゲティングを実施し、予算の15万円を余らせず、顧客獲得単価111円で効果的にフォロワーを獲得することに成功しました。

人材業界の事例

商材 エンジニア転職サービス
月額予算 15万円
広告媒体 X(Twitter)広告
コンバージョン目標 エントリー申し込み
達成成果件数 7件
実施した施策内容 ・フォロワーターゲティングの実施
・カルーセル広告の実施
・定期的なバナー制作と効果検証
クリック数 実際の費用 CV CVR CPA
2,255 ¥174,731 7 0.31% ¥24,962

 

次に人材業界の商材を扱った案件の実績です。
エンジニアの転職に興味がありそうなユーザーがフォローしているアカウントをフォロワーターゲティングし、検索広告と同等の成果を実現。
また、定期的にバナーを入れ替え、効果検証を行いバナーを精査して運用していきました。

X(Twitter)広告の費用

X(Twitter)広告の費用はリスティング広告などと同様に、オークション形式の課金システムとなっています。
競合企業の入札額や広告の品質等によって費用は変動していきます。以下ではX(Twitter)広告の費用システムについて説明していきます。

オークション制とは

まず、オークション制とは何かについて、説明をいたします。

X(Twitter)広告の費用は、事前に設定した「ユーザーのアクション」ごとに支払う形式となっています。
つまり、広告を表示させただけ、見られただけでは費用は発生しません。
その広告を見たユーザーがどのようなアクションをとったかによって料金が発生するシステムです。

どのアクションに対して課金をするかは、事前に設定することができます。
また、費用はオークション形式のため、競合企業の入札額や広告の品質などによって変動します。

したがって、予想外に膨大な費用になるのを避けるために、あらかじめ1日あたりや全体の予算設定をしておく必要があります。
最低利用額、最低利用期間といった定めがないので、他のあらゆる広告と比較すると費用においてかなり自由度が高い広告といえます。

X(Twitter)広告の費用システムについて

では、実際にX(Twitter)広告の費用システムについて紹介いたします。

自動入札

X(Twitter)広告において自動入札とは、最小限の費用で最大の結果が得られるようにキャンペーンの目的と予算に応じて入札額が自動で最適化される入札方法です。
新規で入札する場合は自動入札がおすすめで、入札単価が分からない時や確実にリーチしたい時などに、入札価格を自分で決める手間が省けるのがポイントです。費用対効果が高い設定ができるのがメリットになります。

デメリットとして、自動的に入札額が決まるため想定の単価を上回って落札されるリスクがあるので、限られた予算内で運用する際には注意が必要です。

上限入札単価

自動入札によってクリック単価が高くなりすぎるのを防ぐためには、上限入札単価に切り替え、入札価格を手動で調整することがおすすめです。
上限入札単価とは、事前に設定したアクションを達成した際にかかる費用の入札価格の上限のことで、手動で設定することができます。

つまり、上限入札単価を設定することで、事前に設定したユーザーの目的のアクションが1件達成されるにあたり、いくらまで払えるか自分で設定することができます。

しかし、上限入札単価が低すぎると配信ボリュームが伸び悩むことがあるため、毎日配信状態を分析し細かく単価を調整しなければなりません。  

X(Twitter)広告のユーザーアクションの種類

先にも記載をしたようにX(Twitter)広告は、ユーザーがとったアクションによって料金が発生するシステムとなっています。
では、実際にどんなアクションがあるのでしょうか。

①アプリインストール数:アプリのクリック数またはインストール数
②フォロワー:フォロワーが1人増えるごとに課金
③ツイートのエンゲージメント:プロモツイートで得たエンゲージメント数で課金さ
④プロモビデオ再生数:動画の再生数に対してのみ料金が発生
⑤ウェブサイトへの誘導数:ウェブサイトのリンクがクリックされるごとに料金が発生
⑥アプリの起動回数:アプリのクリック数に応じて料金が発生
⑦ブランド認知度の向上:インプレッション数単位で料金が発生

上記のようなアクションをターゲティングしたユーザーが行うことで、料金が発生する仕組みです。

X(Twitter)広告についてのまとめ

ここまでX(Twitter)広告の特徴や種類、メリット・デメリット、費用についてご紹介いたしました。
今やX(Twitter)を利用しているユーザ数は、全世界で月間約3億3,500万人といわれています。
そして、日本のユーザー数は約4,500万人となり、世界でアメリカに次いで2番目に多いユーザーが利用しています。
ユーザーは若年層だけでなく30代、40代の中年層のユーザーも多く利用をしています。
X(Twitter)広告をどんなターゲット層に表示させたいのか、目的を明確にし、X(Twitter)広告の運用を行うことが重要です。

また、X(Twitter)は話題がリアルタイムで素早く拡散されるのも大きな特徴です。さらにリツイートやいいねなどの機能を利用し、二次拡散の効果も見込むことができます。

さらに二次拡散については、費用発生の対象とならないため、拡散されればされるほど、オトクに情報を流すことができ、コストパフォーマンスの面でも魅力的な広告といえるでしょう。

X(Twitter)広告を、まだ試したことがない、興味がある、という方はぜひbサーチにご相談ください!
成功に向かってお力添えをさせていただきます!

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