「歯科衛生士の平均採用単価はいくらくらいかかるの?」、、、と考えたことはありませんか?
使用する媒体によって異なりますが平均約40万円~100万円程採用単価がかかると言われています。
公益社団法人 日本歯科衛生士会によると、2022年度の歯科衛生士求人倍率は23.3倍です。*1
平均の求人倍率が約1.3倍と言われているのに対し、歯科衛生士の求人倍率が23.3倍なので歯科衛生士の採用活動が非常に難しいのが分かると思います。
本記事では平均採用単価とおすすめの媒体をご紹介していきます。
採用活動で新しい媒体のご使用を検討されている方、採用単価がいくらかかるのか知りたい方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
*1 出典:「 歯科衛生士6つの魅力」
目次
歯科衛生士の採用単価を抑えるのに効果的な運用型求人広告
歯科衛生士を採用する際に運用型広告を活用することで効果的に求人の募集ができます。
原稿の追加や修正などは無制限になっており、1求人にどれくらいの予算を投入するかも自由に決めることができます。
媒体によっては無料で掲載することができ、無料掲載で応募が入った場合は応募単価が0円です。
また、採用コストを削減するにあたり、目標としている採用単価が相場に合った金額なのかを確認する必要があります。
以下運用型求人広告でおすすめのサービスをご紹介・解説いたします。
indeed
【概要】
Indeedは世界No.1の求人サイトになっており、国内で最も訪問数の多い求人サイトです。
Indeedは利用者数が多いため、歯科衛生士の採用をする際にもより多くの求職者に求人を見てもらうことができるので採用活動をする際には外せない、評判が良い媒体です。
新しいサービスIndeed PLUSの登場でタウンワークやリクナビNEXTなどのリクルート系メディアに掲載できるようになり、国内主要サイト利用者の最大7割にリーチすることで、今までよりもさらに効果的な採用活動が行える点もポイントです。
【特徴】
・無料掲載と有料掲載の2種類がある
・アナリティクスレポートなどを活用できる
・国内の月間利用者数3,700万以上
◇indeedで掲載していても閲覧数が少ない時は、「職種カテゴリー」を変えて掲載することをおすすめします。
indeedには職種カテゴリーが存在します。
カテゴリーを変えることにより、幅広い求職者に閲覧される機会を増やすことが可能になりますので、採用単価を抑える手法になります。
・職種カテゴリーの確認方法は「採用市場レポート」で確認することができます。
職種カテゴリーの変更方法は、職種名を変えることでカテゴリーを変更することができます。
歯科衛生士関連の職種カテゴリーでは、「歯科医院」「歯科衛生士」「歯科衛生士 歯科助手」などが挙げられます。
職種カテゴリーを変更する際は、現在の職種名を確認してどの職種カテゴリーに属しているのか確認してから変更しましょう。
また、採用市場レポートでは、職種カテゴリーの他に人気キーワードや求人数、平均給与などを確認することができます。
医院の給与が平均より下回っているとライバル医院に求職者が流れてしまう可能性があります。
職種カテゴリー以外の打ち手としては、人気キーワードを記載することで閲覧数を増やすことが可能です。
下記記事で詳しい内容をご紹介しています。
求人ボックス
【概要】
求人ボックスはカカクコムが運営をしています。
カカクコムは「価格.com」や「食べログ」などのwebメディア運営を行っています。
近年では、タレントの起用をしたりプロモーションに力を入れており認知度・ユーザー数が伸びています。
求人ボックスでは、クリック単価を設定することができ、採用単価を抑えた運用が可能になっています。
歯科衛生士の採用でも、適切な運用をすることで採用単価を抑えた採用活動を行うことができます。
【特徴】
・無料掲載と有料掲載の2種類がある
・クリック単価の調整ができる
・流入キーワードの除外設定ができる
求人ボックスでは職種カテゴリーが存在しませんので、「歯科医院」「歯科衛生士」「歯科衛生士 歯科助手」など、indeedのカテゴリーに無理に合わせて原稿作成する必要はありません。
注意する点として、原稿内の職種区分欄が「医師・コメディカル」なっているか確認しましょう。
また、indeedと同じく、人気キーワードを記載することで閲覧数を増やすことが可能です。
採用単価を削減する際に効果的な掲載型求人広告
掲載型求人広告を利用した場合の歯科衛生士の平均採用単価は、約40万円~100万円程です。
1人を採用するのに上記の金額がかかり、約40万円~100万円と幅があります。
下記項目にてサービスをご紹介・解説いたします。
ジョブメドレー
【概要】
ジョブメドレーでは192万人の求職者が登録しており、月間3.7万人の方が新規登録をしています。
利用者数が多いため、採用できる確率が高く採用単価を業界最安値水準で抑えることが可能。
成功報酬型なので採用するまで費用はかからずに求人掲載をすることができる点もジョブメドレーを利用するメリットです。
【特徴】
・成功報酬型
・掲載金額は無料、1人当たりの採用単価は4万円~
・200通までなら無料でスカウトの送付が可能
・返金保証対応あり
グッピー
【概要】
歯科医院に特化した求人媒体になっており、1クリック120円の閲覧課金なので1クリック目で応募があった際は応募単価が120円です。
求人件数に制限がなく、掲載期間は無制限で掲載することができる点も魅力です。
【特徴】
・転職で使いたい歯科求人サイトNo.1
・有料のスカウト送付でアプローチ
・新卒媒体のサービスもあり
歯科衛生士採用における、人材紹介を使用した際の平均採用単価(60万円~120万円)
人材紹介を利用した場合の平均採用単価は、約60万円~120万円です。
1人を採用するのに平均で上記の金額がかかり、約60万円~120万円と幅があります。
人材紹介の手数料は概ね、年収の20%~40%となっています。
下記項目にて人材紹介サービスをご紹介・解説いたします。
デンタルワーカー
【概要】
歯科医療系に特化した人材紹介サービスになっており、その他にも医師・看護師など幅広く取り扱いも行っています。
成功報酬型のデンタルワーカーでは、オーダーメイド型の転職サポートで求職者の理想の求人情報をお届けしています。
【特徴】
・非公開・限定求人などの求人情報が豊富
・歯科衛生士に関するコラムなどのコンテンツも充実
・転職後のサポートまで行ってくれます
JOB歯科AGENT
【概要】
JOB歯科AGENTは東晶貿易株式会社が運営しており、1都3県を中心とした求人が多くある転職サイトです。
エージェントが実際に職場訪問するので、ネットでは伝えることのできない職場の雰囲気などを教えてくれるので、求職者側とのミスマッチが起きにくいです。
歯科衛生士の転職に関する記事を多数掲載しているので流入数も多く、求職者が利用する可能性も高いです。
【特徴】
・エージェントが実際に訪問した職場のみを紹介
・1都3県に強い
・歯科衛生士関連の記事を多数掲載
歯科衛生士採用における、転職フェアを使用した際の平均採用単価(50万円~100万円)
転職フェアを利用した場合の平均採用単価は、約50万円~100万円です。
1人を採用するのに上記の金額がかかり、約50万円~100万円と幅があります。
下記項目にてサービスをご紹介・解説いたします。
クオキャリア
【概要】
クオキャリアが主催する、歯科衛生士専門・業界最大級の合同説明会です。
全国で開催され、新卒・経験者ともに参加することのできるイベントになっているので、求職者が多く参加されます。
医院プレゼンテーションを行う時間があるので、一度に多くの求職者に自社をアピールすることができます。
また、転職フェアの他に歯科衛生士新卒採用などの媒体サービスも取り扱っています。
【特徴】
・求職者にプレゼンテーションをする時間がある
・求人コンシェルジェが求職者をサポート
・求人サービスを提供しているので高い反響
グッピー 歯科衛生士合同就職説明会・就職CAFE
【概要】
歯科衛生士・就職CAFEはグッピーが主催している約30医院が集まる合同就職説明会です。
CAFÉの重くない雰囲気の中、求職者と直接お話しできる今までにない魅力的な説明会になっています。
また、新卒採用や中途採用などの求人媒体も取り扱っており、反響が高いため求職者に知っていただく機会が増える可能性があります。
【特徴】
・リラックスした雰囲気の中お話しできる
・参加者の満足度は89%
・求人サービスを提供しているので高い反響
ただし、緊急度の高い医院はお金をかけないと採用することはできない
緊急度が高く短期間で採用を実現させるためには、高いクリック単価や上位表示されるプランを検討しましょう。
クリック単価を抑えた運用や上位表示されにくいプランで掲載する場合、短期的に人材募集をするには向かない手法なので、費用を集中的に投下することで上位表示を狙い、求職者に閲覧してもらう機会を増やしましょう。
しかし、短期的に費用を集中させた場合、応募単価や採用費用は高めになる傾向がありますので、注意が必要です。
短期的に費用を集中させた掲載をすると外部コストが高くなりますが、採用コストを抑える方法もあります。
それは内部コストを抑えることで採用費用を抑えることが可能です。
内部コストは、採用活動を行う際に採用業務でかかるコストの事です。
・求人広告を作成している時間の人件費
・求職者対応
・内定者フォロー
上記の採用活動全般が当てはまり、どこにいくらコストがかかっているかと言うと大部分が人件費になっています。
また、医院と求職者のミスマッチを無くさなければ早期退職を防ぐことができず、コスト削減することは難しい状況になってしまいます。
内部コストを削減する方法としては、下記を行うことで効果的に採用コストを削減することが可能です。
・採用管理ツールを活用して、一元管理をすることで作業時間や労力削減
・求職者対応等を代理店など外部に委託することで、内部コストの削減
・オンライン面接などを活用して、対応時間を削減
・リファラル採用
・アルムナイ採用
採用代行などを委託した場合、求職者への後追い対応なども行ってくれるため、選考に繋がる数が増える可能性があります。
さらに、相場に合った年収にする・採用条件の緩和や福利厚生が充実していることをアピールすることで他医院と比較した際に求職者の興味を引くことができるので、採用単価を抑えることができます。
求職者にどのようにメリットを伝えることができるかが、ポイントになります。
まとめ
上記で歯科衛生士の平均採用単価やおすすめの媒体を紹介・解説してきました。
求人広告や人材紹介など使用する媒体などによって採用単価が変わってくるので、注意が必要です。
採用単価を抑えて採用成功するには、自社に合った媒体を使用するのがポイントです。
求人広告代理店に依頼すると料金がかかり、もったいないと思われる方も多いかもしれませんが、媒体の選定や原稿作成などの時間を考慮すると、代理店に依頼した方が人事の負担も減り結果的に費用対効果が良い場合がありますので、負担を感じている場合は代理店のサービスを活用してみるのもいいかもしれません。
自社で媒体選定や原稿作成などをする時間がない、採用活動にお悩みの際は、ぜひbサーチへお問い合わせください!
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