近年ダイレクトリクルーティングが主流になり、採用手法として導入している企業が増えてきています。
ダイレクトリクルーティングとは、企業の方から求職者に直接アプローチする採用手法のことです。
これまでの採用手法では、メディアに求人を掲載後は応募があるまで、こちらからアプローチなどができない環境でしたが、ダイレクトリクルーティングを採用手法として導入することで、自社にマッチする求職者に対してアプローチすることが可能になりました。
そこで本記事では、ダイレクトリクルーティングをそのように活用方法や種類などを詳しくご紹介します!
目次
ダイレクトリクルーティングとは求職者に直接アプローチできる採用手法!
ダイレクトリクルーティングは、ここ数年で着実に浸透しており、より多くの企業が採用活動における中核的な手法として活用されています。
もともと、ダイレクトリクルーティングは海外が先行して導入しており、海外では「ダイレクトソーシング」と呼ばれています!
この章では、ダイレクトリクルーティングとは何ができるのかをご紹介していきます!
1‐1今までの採用手法との違い
1‐2導入する理由
今までの採用手法との違い
今までの採用方法として、応募が来るのを「待つ採用」方法から求職者に対し、直接アプローチする「攻めの採用」方法が現在主流となっています。
近年では、多くの企業がダイレクトリクルーティングと今までの採用方法を組み合わせて採用活動をしており、人材獲得に向けて採用コストの調整を行っています。
例として、下記の「人材紹介会社」「求人媒体」と「ダイレクトリクルーティング」がどう違うのかについて詳しくご説明します!
人材紹介会社との違い
人材紹介会社のメリットとしては、事前に候補者の書類選考を行うため、企業側の工数を減らすことができることや欲しい人材を人材紹介の担当者に要件を詳細に伝えることで募集が可能です。
デメリットとしては、母集団を形成する際に自社ではコントロールできないことやほとんどの人材紹介は成功報酬型で、採用した人材の理論年収の約30%~40%の紹介手数料が発生する仕組みになっています。
そのため、ダイレクトリクルーティングと比較して採用費用が高くなる傾向があります。
ターゲット:転職顕在層のみ
求人媒体との違い
求人サイトや新聞の折り込みチラシなどに求人を掲載して募集するため、応募者は多くなる可能性が高いです。
メリットとしては、母集団形成を行う際にある程度自社の中でコントロールが可能ということと、欲しい人材へのアプローチが求人情報の書き方で多少コントロール可能という点です。反対にデメリットとしては、自社の求める条件の人物とは異なる応募者が集まり工数がかかってしまう点や求人の媒体や原稿数によりますが、工数に対する費用が高くなってしまう可能性があるという点です。
ターゲット:転職顕在層のみ
上記で2つの採用方法でのメリットやデメリットとダイレクトリクルーティングとの違いについてご紹介しました。
スカウト採用という採用方法も存在しますが、基本的にはダイレクトリクルーティングと違いはないです。
独自の定義を設けているケースもありますが、呼び方の違いとして認識してよいでしょう。
このように各採用方法について知っているだけでも、採用活動においては活用できる知識として役に立つと思います!
導入する理由について解説
近年採用方法として活用されているダイレクトリクルーティングは、今までの採用方法とは異なり、企業が直接求職者にスカウトを送るサービスです。
ダイレクトリクルーティングを活用するにあたって、SNSなどで自社の魅力を発信することで採用における母集団形成に繋がります。
自社に興味を持つ求職者と直接コンタクトを取ることで柔軟な採用活動ができ、転職潜在層へアプローチが可能です。
また、近年問題になっている「少子高齢化」の影響で、より優秀な人材が少なくなってきており、即戦力人材の確保が重要な課題です。
そのことからも、ターゲットに直接アプローチできるダイレクトリクルーティングが注目されています!
ダイレクトリクルーティングを導入するメリットについてご紹介します!
前の章では、ダイレクトリクルーティングについてご紹介しました。
そのことを踏まえて、本章ではダイレクトリクルーティングを導入するメリットについて解説していきます!
導入するメリット4選!
【メリット1】自社に合った人材を直接探すことができる!
ダイレクトリクルーティングでは、データベースから自社の条件に合った求職者を探し、直接アプローチできます。
そのため、企業と求職者の双方にとってミスマッチが少なく、優秀な人材を獲得することに繋がります。
【メリット2】採用コストを抑えながら採用活動ができる!
人材紹介という採用方法では、人材データベース利用料+成功報酬費が発生することが多くあります。
企業と求職者のマッチ度以外にも、紹介会社は求職者の年収の高さを重視して紹介することがあります!
ですがダイレクトリクルーティングの場合は、紹介会社等を経由せずに直接、人材を探すことができるため
委託費用等も発生せずコストが高くかかったり、コストをかけたが採用できなかったという事態になることがありません。
【メリット3】採用力を高めることができる
ダイレクトリクルーティングは採用担当者が動くことで採用につながります。
自社で活躍する人材はどのような要素を持っているかという分析、自社に合った人材を採用するためには
どのような魅力をアピールすればよいかなどを考えて動く必要があります。
動いた効果として、ダイレクトリクルーティングを行いながら、PDCAを回していくため、求職者へのアプローチがブラッシュアップされ、自社の採用力が向上する可能性もあります!
【メリット4】転職潜在層へリーチできる
転職市場には、すぐにでも転職したいと考えている「転職顕在層」に対し、条件によっては今後転職したいと考えている「転職潜在層」が一定で存在します。様々な転職サイトや人材紹介サービスに登録している転職顕在層と企業が出会うことは容易ですが、転職潜在層は転職サイトや人材紹介サービスなどに登録していない場合が多く、今までの採用方法では転職潜在層へアプローチすることが困難でした。
ですが、ダイレクトリクルーティングでは、今まで出会うことができなかった転職潜在層などにアプローチすることができ、優秀な人材や自社が求める人材にアプローチできる機会を増やすことができます。
上記のメリットを踏まえて、ダイレクトリクルーティングを導入を検討してみてください!
メリットだけではなく、デメリットも踏まえて検討していくとよいです。
ダイレクトリクルーティングで採用を成功させる方法3選!
2章ではダイレクトリクルーティングを導入するメリットについてご紹介しましたが、それを踏まえて、自社に合ったターゲットを見つけるためにも本章では、成功させるコツを一つひとつ解説していきます。
3₋1ゴールを明確にし採用目標を立てる
3₋2会社全体で取り組む
3₋3ノウハウを蓄積させて活かす
ゴールを明確にし、採用目標を立てる
第一に採用課題を明確にすることが重要です。
候補者がいくら多くても、求める人材ではない人ばかりになってしまうリスクもあるので要注意です!
採用課題は、ダイレクトリクルーティングだけに言えることではなく、「どのよう人材を採用したいのか」「その部署に採用する人材が欲しいのか」、年齢層などの採用候補者を明確にしたうえで、求職者に対してアプローチしていきます。
具体的にその配属先にあった人物像をターゲットすることでより、ダイレクトリクルーティングを活用する際にミスマッチを無くせると考えます!
そのためにも、配属させる予定の部署の社員にヒアリングを行い、人物像を社内でも確認してみましょう!
ヒアリング内容は下記に例として記載します!参考にしてみてください!
【ヒアリング例】
・人員は現在足りているのか
・今後の人員の動きを予測(入社退社予測を行う)
・経験・スキル
・性格
・属性
・志向
・勤務条件(時間、場所、雇用形態など)
・周りとの空気感 など
また、既存社員の情報を活用することも大切です。
情報収集の方法として、適性検査などがあげられます。このように既存社員の性格や人柄などの人物像を把握しておくことで応募者の判断がつきやすいです!その結果、入社してからの人間関係や部署の雰囲気と合わないといった問題を事前に防ぐことが可能です。
会社全体で取り組む
ダイレクトリクルーティングでは自社の魅力を最大限に発信し、興味を持ってもらうことが重要です。
そのため、採用担当者や人事担当者だけで行うのではなく、企業の経営陣も加わり、会社全体で協力していくことが大切です!
ダイレクトリクルーティングのスカウト文面を求職者に送ることなどの業務も採用担当だけでなく、全体で協力が必須となります。
例えば、下記のような取り組みを行うとよいでしょう。
【取り組み方】
・採用の条件は、経営陣や人事担当者、現場の意識に合わせる
・候補者を検索、選定する時は、現場の社員がスキル面をチェックする。
・選考に進んだ場合は、面談の際に経営陣が出席するようにする。
経営陣が採用に積極的にかかわっていくことは、採用担当者や会社全体の士気にもつながります。
ダイレクトリクルーティングの方法に慣れるために、採用担当者の学び姿勢や時間も必要ですが、経営者及び経営陣が積極的に関わっていくことが良い結果を生み出すきっかけになります。
ノウハウを蓄積させて活かす
ダイレクトリクルーティングでの採用成功させるためにも、ノウハウの蓄積と長期的な視点が重要になってきます。
採用活動の中で得たデータや経験を活かして、次の採用活動に役立てることが可能です。
データなどを収集して振り返りの時は、短期的な結果だけではなく、中長期的な視点を持って分析をすることが大切です!
例でいうと、ダイレクトリクルーティングのスカウトメールを打っても効果の出ないデータベースをすぐ辞めるのではなく、スカウトメールの内容を改善するなどの対応を行います。
効果を出すために、スカウト文面の調整などを定期的に行うことが重要です。
採用担当の方は、他の業務を進めながら採用活動を行っているという方が多いかと思います。
その中で採用業務も行うとなると、必然的に採用業務にそんなに時間がかけられない方も中にはいらっしゃると思うので、そんな時は、一部の業務を外部で委託して進めてもらえるサービスがあります!
株式会社bサーチでは、採用代行サービス「採善策」というサービスを行っており、採用代行のプロが採用人事ご担当者様や会社経営者の方に代わり、スカウト配信や企業管理画面運用設定、採用ツールへの入力、面接日の設定、合否の連絡等を行い、採用活動のプランニングから採用目標の達成まで代行して行います。
採用代行サービスをご利用いただいた企業様の中には、費用対効果が約3倍、応募数が約15倍、来社率25%→57%までUPした企業も!
採用業務に中々時間をかけられない人事担当の方、お困りの際はご相談承ります。
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ダイレクトリクルーティングの料金形態は「成功報酬型 」「定額型」の2種類で相場もご紹介!
ダイレクトリクルーティングの料金形態は主に、「成功報酬型」「定額型」の2つに分類が分けられます。
どのように違うのかをサービス一覧で解説していきます!
4₋1成功報酬型について
4₋2定額型について
成功報酬型についてと費用
ダイレクトリクルーティングの料金体系の一つが「成功報酬型」です。
ダイレクトリクルーティングで採用成功をしたと判断された場合にのみ費用が発生する仕組みです。
ですが、「入社日が決定した」「入社一ヶ月程度の定着」で費用が発生するのかのタイミングがことなりますので、成功報酬の発生時期を導入前に確認をしておくことが大切です!
また、内定を辞退された場合は返金があるダイレクトリクルーティングサービスも多いですが、採用の可否に関わらずサービスの初期費用や利用料が別途必要になります。
それでは、新卒採用と中途採用で相場がいくらかかるのかをご紹介します。
【新卒採用の場合】
一人当たり:35~40万円
成功報酬型のダイレクトリクルーティングの新卒採用でに成功報酬額は、35~40万円が一般的です。
【中途採用の場合】
一人当たり:年収の15%
成功報酬型のダイレクトリクルーティングの中途採用の場合は、1名当たりの金額は固定がなく、「利用料金+年収の〇%」ということが一般的です。
報酬の割合は15%程度からが多く、職種や保有スキル、経験などで異なるケースも見られます。
定額型についてと費用
ダイレクトリクルーティングに料金体系の2つ目が「定額型」です。
主に、月額・年額などで利用料金が決まっており、プランに応じてオファーできる上限数が決められているケースです。
また、インターンシップなどで低学年でオファーする際は、早期利用料が必要な場合があります。
ダイレクトリクルーティングの定額型は、採用人数が多いほど一人当たりの単価が下がるため、採用に必要な費用の削減の可能性があります。
ここでも、新卒採用と中途採用の相場をご紹介します!
【新卒採用の場合】
相場:年間60~150万円
定額型のダイレクトリクルーティングの新卒採用での費用は、年間で60~150万円程度が一般的です。
【中途採用の場合】
相場:年間300~400万円
定額型のダイレクトリクルーティングの中途採用の場合は、年間300~400万円のサービスが基本です。
じっくり探したい企業向けのサービスの場合は、データベース利用料だけで年間数千通のスカウトメールを送れるサービスもあります。
上記の2つのダイレクトリクルーティングの料金体系が一般的ですが、プランなどは各媒体によって異なってきますので、自社に合うダイレクトリクルーティングサービスを選択していくとよいかと思います!
新卒採用・中途採用におすすめのダイレクトリクルーティングスカウトサービスの特徴ついてご紹介!
今までの章でダイレクトリクルーティングサービスとはどのような採用方法なのか、料金形態などをご紹介してきました!
そのことを踏まえて、実際どのような企業がどのサービスを利用すればいいのかなど悩みを抱えている方いらっしゃると思われます。
そこで本章では、サービス比較をしながら新卒採用と中途採用でのおすすめのダイレクトリクルーティングスカウトについて解説していきます!
【新卒採用におすすめのダイレクトリクルーティング5選】
ここからは、新卒採用におすすめのダイレクトリクルーティングについてご紹介します。
ダイレクトリクルーティングサービスによって費用やプランなどが変わってきますため、自社にあった条件の学生がいるか、自社にあったダイレクトリクルーティングサービスなのかなどをご確認いただいて採用活動にご活用いただければ幸いです。
1【dodaキャンパス】国内最大規模の新卒採用向けのダイレクトリクルーティングサービス
2【キミスカ】早期に活動する学生にアプローチできる
3【OfferBox(オファーボックス)】豊富な学生数×適性検査を取り入れた学生検索の仕組みを利用できる
4【career tiket scout(キャリアチケット)】価値観マッチングで企業と学生の出会いのハードルを下げる
5【cheercareer(チアキャリア)】ベンチャー企業特化型の就職サイト
【媒体①dodaキャンパス】国内最大規模の新卒採用向けのサービス
dodaキャンパスは、大学1年生から大学4年生まで、総登録学生数約99万人の幅広い学生のデータベースを保有する国内最大規模の新卒採用向けダイレクトリクルーティングサービスです。dodaのサービスの一つであり、パーソルキャリアが運営しています。
■強み・特徴
学生の活動率を高めるために、登録学生に向けたオンライン講座やイベントを開催しています。コンテンツは就活の不安解消から将来のキャリアに役立つコンテンツまでさまざまです。上記のように学生のアクティブに活動できるよう工夫がされています。
また、ダイレクトリクルーティングでは、これまで接触できなかった学生や貴重な優秀層を母集団に追加していくことができ、採用難易度の高い特定の学生の職種や従来の採用方法では難しいエリアなどにもご活用いただくことができます。
■料金体系
dodaキャンパスには「定額性プラン」と「成功報酬プラン」の2つがあります。
【定額制プラン】
採用人数によって料金やオファー枠が異なります。
また、ダイレクトリクルーティングサービスを初めて導入する企業に向けて「初年度限定プラン」が用意されています。
初年度限定プランでは、採用人数が無制限です!何名採用しても費用がかからないため、求人サイトや人材紹介と比較しても費用対効果が高い採用ができます!
ダイレクトリクルーティングサービスを初めて導入される企業や導入しているが、他のダイレクトリクルーティングサービスを検討している企業や採用単価も抑えたい企業におすすめです。
【成功報酬制料金プラン】
利用期間によって初期費用の有無が違います。
学生の活動が活発化する3年次4月から利用する場合は、「早期成功報酬プラン」があり、インターンシップ期間からの利用を検討している企業におすすめです。
【つながり枠数増加オプションツールについて】
つながり枠とは、dodaキャンパス上で同時に選考を進めることができる人数のことを指します。
プランによって上限数が設けられていますが、採用予定人数が多い場合などはつながり枠を増やしたい場合などは増枠が可能になります!
■dodaキャンパスこんな企業におすすめとは■
・就職活動前の低学年層にアプローチしたい企業
・マッチング度の高い採用を行いたい企業
【媒体②キミスカ】早期に活動する学生にアプローチできる
一般的な就職サイトのスカウトメールよりも圧倒的な高い開封率を誇る新卒採用向けのダイレクトリクルーティングサービスです。
より少ない工程で、自社に合った学生にピンポイントでスカウトを送ることが可能です!
■強み・特徴とは
キミスカには3種類のスカウトがあり、それらを使い分けることによって高い開封率を実現できています。また、適性検査を活用したスカウトを送付することができ、アプローチすることが可能になります。登録学生のうち約半数が国公立やMARCH以上の学生です。そのことにより、幅広い学生層にアプローチする事ができます。
エンジニアや技術職はITや専門業界に流れてしまう前に早期インターン等から認知を獲得したい企業様も必見です!
■料金形態
キミスカの料金体系は、採用計画に合わせたプランがあり、採用人数とオプションにより料金が変動します。
またスカウトが3種類ありますので、そのことについても詳しくご説明していきます!
【スカウトの種類】
・ゴールドスカウト
月に50通送れるスカウトです。
個人面談など「採用の質」を重視する際に送るスカウトであり、開封率が76%以上+エントリー率が36%と高い数字が出ています。
・シルバースカウト
月に150通送付できるスカウトです。
説明会などの集客の「量の採用」に送付する際のスカウトです。
開封率43%+エントリー率13%以上となっています。
【金額】
ご利用のプランにより、毎月のスカウト数が変動します。
■プラン
・3名枠プラン・・料金75万円
・5名枠プラン・・料金125万円
・10名枠プラン・・料金250万円
■キミスカおすすめ企業とは■
全体データの可視化・日程調整のオンライン化などによって採用工数を抑えることが可能です!
そのため、採用活動にそんなに時間がさけない企業におすすめです。
【媒体③OfferBox(オファーボックス)】豊富な学生数×適性検査を取り入れた学生検索の仕組みを利用できる
オファーボックスは、豊富な学生数×適性検査を取り入れた学生検索のしくみで、登録学生の中から自社に合った学生を検索し、「会いたい学生」に直接アプローチできます!
■強み・特徴とは
オファーボックスは、2023年5月時点で登録者22万人を突破しました。全国203以上の大学を通じて各学年20万人以上の学生にオファーボックスを周知できるようになり、新卒採用におけるダイレクトリクルーティングサービスの代表格として知られています。
また、オファーボックスでは、企業と学生と共に流通制限を設けることで学生の開封率や反応率を高める工夫を行っていて、実際21年卒では年間のオファー開封率が89%という実績があります!
■料金形態
オファーボックスは、「早期型プラン」と「成功報酬プラン」の2種類、料金形態があります。
また、オファー送信数はどちらのプランも「通数」ではなく「枠数」によって限定しています!
【早期型プラン】
インターンシップや早期面談など、学生の就活開始初期段階から積極的にアプローチを行いたい企業におすすめです。
採用予定人数に合わせ、オファー枠数・料金が異なりますため、詳細はお問い合わせください!
※入社合意枠を超えて内定確定となった場合、成功報酬38万円/1名となります。
【成功報酬型プラン】
学生の就職活動が体格化する3月以降での集中的なアプローチや第二クール採用や内定辞退などによる欠員補充を検討している企業におすすめです。
■OfferBox(オファーボックス)おすすめ企業とは■
・大手の企業と比較すると知名度がまだまだ低く認知されにくいベンチャー企業・中小企業
・ターゲットとなる学生の割合が少ない企業
・早期から採用活動を始めたい企業
【媒体④career tiket scout(キャリアチケット)】価値観マッチングで企業と学生の出会いのハードルを下げる
キャリアチケットスカウトは、レバレジーズ株式会社が運営する新卒向けのダイレクトリクルーティングサービスです。
「知名度よりも価値観でつながる」を掲げ、“価値観マッチング”という機能があるのが特徴です。
キャリアチケットのダイレクトリクルーティングサービスでは、学生側は「働く上での価値観」を登録する必要があり、企業は「どの価値観に共感したか」を示してスカウトを送ります。
■強み・特徴とは
平均オファー承諾率が20%とかなり高い数値を出しています。
また、学生が承諾できる企業数が月に5つまでと決まっているため、その後の選考やイベントの離脱も起こりにくいです!
キャリアチケットスカウトには、定期打ち合わせやレポート共有はもちろんのこと企業ページの作成やオファー文面の添削などのカスタマーサクセスの手厚いサポートがありますので、分析などを繰り返しながら採用活動が可能です。
■費用
キャリアチケットスカウトは、「定額プラン」と「成功報酬プラン」の2つがあります!
【定額プラン】
採用人数が多い場合におすすめのプランになります。
「話したい」の送信と募集の掲載は無制限で、大学3年生と4年生の両方に送ることが可能です!
送信できるスカウト数は450通までとなっています。
【成功報酬プラン】
採用人数が少ない、もしくはランニングコストを抑えたい場合におすすめのプランになります。
スカウト通数は400通までとなっています。
■csreer tiket scout(キャリアチケット)おすすめ企業とは■
・知名度が低く、母集団が形成できていない企業
・採用活動でのミスマッチを防ぎたい企業
【媒体⑤チアキャリア】ベンチャー企業特化型のダイレクトリクルーティングサービス
チアキャリアは、「ベンチャー」をキーワードに就職活動をしている学生を対象にSEOやリスティング広告を実施し、WEB集客を行っています。
チアキャリアの登録学生は企業のブランド力やネームバリューよりも成長・働きがい・やりがいを重視しています!
■特徴・強みとは
求人掲載前の原稿入稿サポートはもちろん、掲載後の改善提案など幅広サポートのサービスがあります。
チャット対応だけではなく、電話やテレカンなどの遠隔からのサポートも充実しています!
また、学生のログイン情報はリアルタイムで更新されるため、アクティブな学生に対してスカウトを送ることができます。
そのほかにも、直近でログインしているターゲット学生の絞り込み機能や企業に対してのお気に入り機能などスカウトのマッチング率を高めるコンテンツも実施しています。
■費用
チアキャリアの料金プランは3つあります。
企業のマンパワーに合わせて活用できるプランも充実しています!
・ライトプラン
料金:月3万円×12ヶ月
応募数:無制限
初期費用・成功報酬:なし
・ベーシックプラン
料金:月5万円×12ヶ月
応募者数:無制限
初期費用・成功報酬:なし
・プレミアムプラン
料金:月9万円×12ヶ月
応募者数:無制限
初期費用・成功報酬:なし
スカウト機能の単月購入やサイトのトップページに限定バナー掲載するといった露出の対策といったオプションもあります。
企業の採用状況に合わせ必要な機能を増やすことが可能です!
■チアキャリアおすすめの企業とは■
・成長意欲が高い人材を採用したい
・リーダー候補の採用に苦戦している
・ダイレクトリクルーティングサービスの採用活動がしたい
【中途での採用におすすめのダイレクトリクルーティングの媒体4選!】
新卒採用時のおすすめのダイレクトリクルーティングをご紹介してきました!
次は中途採用でのおすすめのダイレクトリクルーティングをご紹介していきます。
1【dodaダイレクト】経験者や即戦力採用に強みを持つdodaが提供するダイレクトソーシング
2【yagioffer(ヤギオファー)】低コストで始めたい企業におすすめ!
3【Wantedly(ウォンテッドリー)】価値観を大切に採用したい企業おすすめ!
4【BizReach(ビズリーチ)】ハイクラス層採用したいと考えている企業におすすめ!
【媒体①dodaダイレクト】経験者や即戦力採用に強みを持つdodaが提供するダイレクトソーシング
日本最大級338万人規模のdodaスカウト会員データベースに企業が直接アクセスし、スカウトを求職者に送付することができるダイレクトリクルーティングサービスです。
また、dodaダイレクトは、1on1によるスカウトメールを送付することが可能で、市区町村でも細かく条件を絞ることができるため、無駄なくピンポイントのエリア採用も可能です!
■強み・特徴とは
dodaダイレクトでは、募集職種を無制限かつ複数採用できた場合でも追加の費用がかからないため、1人当たりの採用コストを抑える事ができます!
また、採用を支援するWEB講座などのフォロー体制が整っており、企業の採用活動を全面的にサポートするサービスもあります。
マッチング度を上げて、採用の工数を減らすことができる機能が搭載されているため、あまり時間がさけない人事担当者の方でも安心してご活用いただけます。
dodaダイレクトの豊富な検索項目で、保有資格から行動履歴まで細かく絞って検索できるため、より自社にあった登録者を効率よく探し、採用の成功率を上げることができます!
■費用
dodaダイレクトは成功報酬なしなので、何人採用しても金額が変化しない料金形態になっています。
初期費用は利用する期間によって異なっており、スカウト送付数にも違いがあります!
【プラン】
・ライト
利用期間:8週間(2ヶ月)、基本利用料:80万円
・スタンダード
利用期間:24週間(6ヶ月)、基本利用料:180万円
・プレミアム
利用期間:48週間(12ヶ月)、基本利用料:330万円
【サービス】
スカウトを送付する際、求人票も送れるのですが、求人票作成も数は無制限になっています!
また、サポートとしてカスタマーサクセスを無料で活用できますので、スカウトなどで困った際はご利用ください。
■dodaダイレクトおすすめの企業とは■
・早急に採用活動を行いたいと考えている企業
・多職種採用を考えているがコストを抑えたい企業
【媒体②yagioffer(ヤギオファー)】低コストで始めたい企業におすすめ!
日本最大級110万人登録ユーザーが使用している、履歴書作成サービス「Yagish(ヤギッシュ)」が、1万円という破格の価格で採用できるシステム「yagioffer(ヤギオファー)」をリリースしました。
■強み・特徴とは
yagioffer(ヤギオファー)は100万人以上の人材のデータから直接オファーができる仕様になっており、幅広い働き方と人材に対応したサービスです。
中途での採用の中でも、アルバイト・パートから正社員、外国人採用、シルバー人材と幅広い働き方があります。
また、大きな特徴として、人材採用コストが月1万円からで採用コストを抑えて採用活動を行うことができます!
採用のコストを抑えながら採用活動を行いたいと検討している企業におすすめです。
■費用
yagioffer(ヤギオファー)の料金形態についてご紹介します!
費用は基本的に1万円からご利用いただけます。
雇用区分ごとに月額料金の決済が必要になりますので、ご注意ください!
【内容】
・オファー送信数100通まで
・オファー承認数の個人情報閲覧
・オファー承認者とのチャット10人まで
※1万円追加課金すると+追加できます!
■yagioffer(ヤギオファー)おすすめの企業とは■
・今までダイレクトリクルーティングを導入したことが無い企業
・採用コストを抑えて、必要な分だけ費用をかけたい企業
【媒体③Wantedly(ウォンテッドリー)】価値観を大切に採用したい企業おすすめ!
Wantedly(ウォンテッドリー)は、これまでの中途の求人サイトとは異なるアプローチ方法を取っており、「何のために働くのか」という点を重視するミレニアル以降の世代(1980年代~1995年代の間に生まれた世代のこと)の台頭があります!
Wantedly(ウォンテッドリー)の主なユーザーの年齢層は20代~30代と若い世代が中心となっています。
■強み・特徴とは
Wantedly(ウォンテッドリー)は、企業理念や社風、カルチャー、給与などではない点で求職者とマッチングすることで採用活動を進めることができます。
雇用形態問わず、中途・新卒・インターン採用が同一の金額で活用可能なところなどが大きな特徴です!
また、Wantedly(ウォンテッドリー)では3つの募集・ストーリー・ダイレクトスカウトの機能を掲載数無制限で利用が可能ですので、どの料金プランでもご利用いただけますので、気になった方はお気軽にお問い合わせください。
■費用
Wantedly(ウォンテッドリー)は掲載期間6ヶ月で36万円から求人掲載が可能です!
募集の求人掲載数に制限が無く、成果報酬もないため、採用単価が抑えられます。
【プラン内容】
・ライトプラン
最大15名の方が募集やストーリー投稿、社員プロフィール、企業ページの編集が可能です。
採用時の選考のやりとりや募集掲載本数も無制限です!
期間が6ヶ月・12ヶ月・24か月の中からお選びいただけます。
・スタンダードプラン
最大30名の方が募集やストーリー投稿、社員プロフィールが登録、企業ページの編集ができるプランです。
ライトプランの機能に加え、ダイレクトメッセージの機能が追加されます。
ダイレクトスカウト機能では、6ヶ月/300通のプレミアムスカウトが利用できます。
・プレミアムプラン
管理画面にアクセス可能な人数が無制限ですので、どなたでも管理が可能になります。
ダイレクトスカウト機能をフル活用したいと検討中の企業におすすめです。
■Wantedly(ウォンテッドリー)おすすめの企業とは■
・優秀な若手人材を採用したい企業
・会社の理念や思いに共感してくれる人材を採用したい
・エンジニア採用を行いたいと検討している企業
【媒体④BizReach(ビズリーチ)】ハイクラス層採用したいと考えている企業におすすめ!
BizReach(ビズリーチ)は、役員・管理職・専門職など次世代リーダーなどの即戦力人材をはじめとして、さまざまな職種・業種の方が登録しています。
そのため、幅広い層の優秀な人材と出会える可能性が高いです!
中途での採用で人材紹介会社などを介さず、今まで出会えなかった人材へ直接アプローチが可能となり、マッチ度の高い母集団形成が可能です。
■強み・特徴とは
BizReach(ビズリーチ)は、ハイクラス層が多く登録する国内最大級の即戦力人材データベースです。このデータベースはBizReach(ビズリーチ)の審査部門の審査の通過者のみが登録されており、即戦力となる人材と会える可能性があります!
またBizReach(ビズリーチ)では、人材紹介会社やヘッドハンターに公開していた国内最大級の即戦力人材データベースを直接検索できるので書類選考や面談でのミスマッチを減らすことができます。
■費用
BizReach(ビズリーチ)にはスタンダードプランとプレミアムプランの2種類のプランがあります。
それぞれのプランでは、1ヶ月あたりで規定された通数のスカウトを送信することができます。
※料金の詳細に関しては非公開になっておりますため、株式会社bサーチにお問い合わせください!
■BizReach(ビズリーチ)おすすめの企業とは■
・ハイクラス層を採用したいが苦戦している企業
・優秀な人材を採用しようとこれからダイレクトリクルーティング導入を検討されている企業
ダイレクトリクルーティングサービス一覧をご紹介!
次に、新卒・中途でどのように活用すればよいのかを一覧にまとめて下記にて記載しました。
費用面やターゲットとしている層がどこかによって最適に利用できるダイレクトリクルーティングサービスが異なります。
上記でご紹介した情報をもとに、ダイレクトリクルーティングサービスサイトをぜひご活用ください!
■新卒採用でのダイレクトリクルーティングサービス一覧■
■中途採用でのダイレクトリクルーティングサービス一覧■
成功事例:採用成功した企業事例をご紹介
ダイレクトリクルーティングサービスを使用して成功した事例をご紹介いたします。
【パーソルキャリア株式会社】
職種:エンジニア
ダイレクトリクルーティングを導入し、ダイレクトリクルーティング経由でエンジニア職の選考をしたところ、内定受諾率が非常に高いという結果になっています。
エージェント経由の場合ですと、特にテックリードクラスに関しては併願先が多く、比較検討の上で辞退になってしまう可能性が多いです。
しかし、ダイレクトリクルーティング経由の場合、併願先が少なく、パーソルキャリア単体で入社判断してもらえるケースがありました。
現職と比較で判断することが多いため、現職に対する不満等を解消できることをしっかり伝えることが大切になります。
【キリンホールディングス株式会社】
募集:ヘルスサイエンス事業部
キリングループでは、2027年に向けて「長期経営構想キリングループ・ビジョン2027」というものを策定しており、取り組みの一環として社内で新たに「ヘルスサイエンス事業」を立ち上げました。
成功するために対策したこととしては、ダイレクトリクルーティングが提供している人材データベースをもとにターゲットとなりえる人材の把握、自社内でのすり合わせを行いながら、ターゲットを明確化させることです。
求人では、今まで経験〇年以上と記載し募集していたが、その条件を一旦歓迎条件として条件を下げることや各種条件の見直しを徹底しました。
また、求職者とは頻繁に話す機会を設けることでミスマッチを無くしていくことを目標に取り組みました。
その結果、中途採用の内定受諾率は90%を超え、その年に入社した全中途社員の約40%がダイレクトリクルーティング経由となっています。
まとめ
ダイレクトリクルーティングは今後もIT時代の急速な発展から、企業にとって重要な採用手法の1つとして注目されていくでしょう。
不安定な社会情勢や労働人口減少などの問題の中、企業のさらなる発展のために求める人材を直接スカウトできるダイレクトリクルーティングを活用することで採用までのさまざまなコストを削減することが可能になります。
ダイレクトリクルーティングをうまく活用し、優秀な人材を獲得する機会を増やしていきましょう。
また、実際に導入をしてうまく運用できないなどお困りのことがございましたら、運用サポートを行っている求人広告代理店も多数ありますので、運用を任せるという選択肢もあります!本記事で紹介したダイレクトリクルーティングサービスのサイト以外にも「green」や「ミイダス」などもありますので、上記の章でのサービスの一覧をご覧になりながら比較してみてください!
株式会社bサーチでは、100種類以上の媒体を取り扱っており、企業様に応じた媒体を提案することが可能です!
ダイレクトリクルーティングや様々なスカウトサービスなどの媒体を取り扱っており、積み重ねてきた知識やノウハウを活かして、企業様に寄り添いサポートさせていただきます。母集団形成の方法や応募率が上がる対策、リファラル採用などもご相談承っております。また、「sansan」などの媒体も取り扱っていますので、お気軽にご相談ください。
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